看護師を辞めてしまうのは勿体無い!
看護師を辞めることを考えて誰かに相談した際に「看護師を辞めるなんて勿体無い」と言われた経験を持つ看護師は少なくないはずです。看護師を辞めるということは本当に勿体無いことなのか、復職を考えている潜在看護師の方に向けて、看護師という仕事について一度考えていただくきっかけになればと思います。

看護師になるまで
看護師を目指して自分が実際に看護師として働き始めるまでの経歴について考えてみます。看護師になるまでにはまず看護学生として勉強をしなければなりません。看護学生時代では看護実習は必須ですので、年に何度か実習に行って睡眠時間を削ってレポートを書きながら、初めてのことに戸惑いながらもなんとか乗り越えたという経験があったと思います。レポートに関しては看護計画の立案を立てても何度も修正をする必要があったり、看護記録を細かく書いていくため時間に追われる毎日で睡眠時間もあまりなかったはずです。そして実習中の病院では学校の先生や病棟の指導担当の方から厳しい指導を受けることもあったりと辛い時期だったと思います。そしてこれらの実習が終われば今度は国家試験が待っていますので、国家試験の勉強を必死にしながらなんとか資格を取得をしようと頑張った思い出があるはずです。
こういったことを経験してようやく立派な看護師として働けると思ったら、今度は新人看護師時代となります。一番辛かった時期として実習や試験勉強よりも、新人看護師時代を挙げる人はとても多いです。何をしても先輩に怒られてしまったり、患者から嫌味を言われたりと厳しいことは数多く乗り越えたと思います。
このような経験を挫折せずにいくつも乗り越えて看護師として今の自分があるということを考えれば、看護師を辞めるのは勿体無いという気持ちもわかるかと思います。
看護師の待遇
看護師という仕事は社会的にとても優遇されている仕事と言えます。就職氷河期と言われた時代も看護師にとっては関係ありません。看護師の人で就職に苦労して苦い経験をしたという人はほとんどいないはずです。看護師は需要が高いため、仕事に困るということがありません。
また給料の面からも看護師の仕事が優遇されていると判断できます。看護師の仕事は確かにハードな面がありますが、他の仕事をしている女性の平均年収と比べると200万円近い差があります。看護師の平均年収は472万円で女性サラリーマンの平均年収は268万円です。こういった事情も踏まえると看護師という仕事を復職せずにいることは勿体無いと考えられるかと思います。
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